【オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ】　採用情報

ペストリーでは、レストランやロビーラウンジのパンとデザートの管理や、宴会のデザートの準備、ウェディングケーキの製作などを担当しています。
通常は11:00に出勤をして、まずディナー用のパンの用意をします。予約の人数を確認し、過不足ないよう準備することがポイントです。次に、レストランやラウンジで提供するデザートの数を確認し、こちらも必要であれば追加分を製作します。

ご宿泊の方からバースデーケーキの注文が入っている場合は、スポンジケーキにクリームを塗って仕上げる作業を行います。宴会の予約が入っている場合は、宴会用のデザートの準備も行います。その日の予約状況に応じて1日の作業はさまざまですね。
これらの作業を15:00ごろまでに終えて、休憩に入ります。その後はディナーのスイーツの準備をしたり、翌日に備えて材料の発注業務を行ったりしながら、20:00に勤務は終了です。

自分が作ったウェディングケーキを、初めて結婚式に出してもらえた時のことです。それまで先輩方がウェディングケーキを作っているのを見てきて、「いつか自分も作れるようになりたい」と願っていました。
経験を重ねてついに任せてもらえる時がやって来ました。初めはなかなかうまくクリームが塗れず苦労しましたが、だんだんと上達していき、いよいよ結婚式当日。「わあー！」というお客様の歓声を聞いた時は、感動で胸がいっぱいでした。

初めてスポンジケーキがうまく焼けた時のことも、忘れられないですね。その時も涙が出るくらい嬉しかったことを覚えています。入社した当初は、スポンジケーキをなかなかうまく焼くことができず、失敗が続いていました。そんな時も先輩が横について作り方を見てくれて、適切なアドバイスをしてくれました。いつも周りのかたがたに支えられていることに感謝しています。

周囲の人との「報・連・相（ほうれんそう）」ですね。同じ部署のスタッフだけでなく、他部署とのやり取りもスムーズにできるよう意識しています。ペストリーの仕事は、予約の状況や、現場の要望などと密接に関わっています。デザートの数、バースデーケーキの予約日、お客様の人数など、さまざまな情報を正確に把握し、動かなくてはなりません。
反対に、ペストリーの限られた人員で対応できる範囲を、他部署に理解してもらうことも重要です。ウェディングケーキやバースデーケーキへのご要望をいただく場合には、お客様をがっかりさせることは許されません。私たちがお客様と直接やり取りすることができない分、どこまでなら対応ができるのかなど、こちらの状況をきちんと伝えるようにしています。

沖縄県内のさまざまなエリアに出かけて、ケーキ店やカフェ、パン屋などに出かけます。毎日デザートを作っていると、ケーキのデコレーションやプレートの盛り付けなどが、だんだんと同じようなバリエーションになってきてしまうんです。新しいアレンジのヒントを探すために、勉強を兼ねてお店巡りを楽しんでいます。

その他には、那覇で暮らす祖母のところへ遊びに行くこともあります。祖母は高齢のため車に乗れないので、一緒に買い物に行ったりドライブをしたり。母や妹と予定を合わせて祖母の元を訪れることも多いです。家族のつながりを大切にしながら過ごせているので、地元に就職できて良かったと感じています。